痛風とコロナで3ヶ月倒れてたおっさんが、20年ぶりにギターを始めた話

お知らせ・日記

気づけばブログを更新しないままお金だけ払い続け、1年近く経ってしまった。まあ、色々あった。

近々の話になるが、前々から痛風に悩まされていた。自暴自棄のようになり通院していたのも行かなくなり、1年が過ぎ、体重も負のオーラも増加傾向にあり、全てが爆発したのか、流行りの過ぎた流行り病にかかりダウン。症状が回復したら次に待っていたのは、とんでもないくらい回復しない痛風だった。

1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎ、まともに歩けもしない。
僕はただ飯を食いトイレに行く人間になってしまっていた。

これではダメだと思い、自分が若い時にやっていたこと、なりたかったのは何かを考えた。

そうだ、僕はギターヒーローになりたかった時期があった。
中学、高校で1、2年くらいやっていただけなんだけど。それからは全く触ってもないし、すぐやめた。

20代中盤で店のイベントで演奏する機会があり、その頃ちょうど漫画のBECKを読んでいたのもあり、自分のお金で初めてギブソンのSGスタンダードを考えもせずローンで買った。帰りは一緒に行った友達、彼もギターを買ったが、帰りに車の扉が開かなくて帰れなくなったのを思い出した。そしてそのイベントも結局出てない。

歩かずやれること、青春時代を取り戻す、これにはあのギターが必要だ。今からの相棒を迎えに行かなくては!

かれこれ20年近くギターは実家の倉庫に置きっぱなし。幸いにもギターはハードケースに入っていたためそんなに汚くはなかった。ただ倉庫の臭いにやられていた、すごいしかめっ面で久しぶりと言われた気がした。

ギターはハードケースに入ってるのもあって重い。しばらく合わない間にこいつも太ったんだなと思った。

無事だと思っていたギターのペグが吹っ飛んでいった。
もうやめようかと頭をよぎっていったが、こいつも僕もメンテナンスが必要なんだとなんだか納得した。

幸いなことに近所にリペアの評判がいいとこがあったので、太った相棒を持ってリペアをお願いした。続くか分からないし、ペグはギブソンじゃなくDELUXE GROVERという似たやつで安くお願いした。

ギターのメンテナンスをするのと並行で、自分自身もメンテナンスを開始した。食事制限と通院を再開した。

それから1週間くらいで相棒は戻ってきた。めっちゃイケメンになって帰ってきた。

20数年ぶりに弾くギター。ワクワクがとまらない。
ギター・ヒーローになるはずだった青春時代、輝いていた青春時代を思い返しながら、イベントで使われなかったギターが、メンテナンスされてやる気なギターに見えた。

しかし、ぼくはただの初心者に戻っていた。

まずコードが全く押さえられない。単弦も人差し指、中指以外は動かない。薬指小指はぴよーんてるし、まず指が痛い。

想像していたのとこれは全く違う。確かに学生時代もそんなうまいもんでもなかったし、いきなりヒョイヒョイ弾けるとは思ってもなかったけど、これはひどい。チャリに乗ったらいきなり転けたくらいひどい。

ぼくの輝かしい再デビューは終わってしまった。
これが僕のギター再開記念日、2026/05/10の出来事です。

5月14日、約2年ぶりに病院へ。

まだ歩くこともままならず、Amazonで購入した杖を使いながら通院。爺ちゃんの杖ではなくて、肘のとこになんかある杖ですよ。一応。

案の定検査結果は悪かった。2年前に歳の差もあまりない先生と共に約束した、減量と生活改善、これを再び約束した。先生は2年前より健康そうに若くなっていた、僕も継続していれば今頃は・・・なんてな。

ギターを再開して半月くらい。そんな練習する時間も長くはない。30分とか、1時間もやってなかった。

ふと、ぼくは何故ギターを辞めたのかを考えてみた。

① 学生で手に入れたバイクは世界の広さを教えてくれたし、そこで出会う人や景色にハマっていってしまった。これは素晴らしいことではあるよね。
② そもそも論で、曲のコピーばかりで飽き性なのが相まってやめたような気がする。

モチベがいまいち上がらない理由は、結局やってることが過去に飽きて辞めるまでの流れ②と同じことをしているからだと思った。

あれから自分という人間がどんな奴かは、ギターを辞めた年月分はわかっている。もっと音楽との向き合い方を変えてみようと思った。

自分という人間は、なぜこうなって、だからこうやる、みたいなのが分からないとまずやる気にならないし、その状況で続いたことがない。音楽ってもっと自由じゃろ?みんなそんな言うよね?

このあたりから考えて、まず曲のコピーに執着するのをやめようと思った。いや、辞めてはないんですが、無意味にコピーするのをやめようと思った。

学生の頃に謎だったスケール、コード進行、これらは何なのか?これらを紐解いていけば何か変わる気がした。これは正解だったが。

まずYouTubeでそれらを解説してくれている人はいないか調べた。前提として基礎知識がゼロの状態でわかりやすく説明してくれる動画はあまりない、見てもチンプンカンプンだった。AIにも聞いた、けどチンプンカンプンだった。

6月に入り、ついに「萩原悠」さんの動画に出会う。自分の知りたかったことを動画で言語化してくれている、神が現れた瞬間だった。とりあえずギターはそこそこで理論講座を視聴しまくった。分かった気になった。多分2割くらいは理解した、スッと視界が開けた気がした。

ギターはまだあまり弾いていないw

6月11日、2度目の検診へ。引き続き足は痛いが症状は緩和している。血液検査の結果は少し良くなっていた。あとは減量をと言われ、来月の検診には必ず痩せようと決意した。少し前から整骨院にも通院を再開した。先生との何気ない会話が全てのモチベーションにも繋がっている気がする。

その日から痛み止めを服用しながら少しずつでも歩くことにした。まずは犬の散歩から始めたら、僕が歩くのが遅すぎて、心配しているというか迷惑そうな顔でこちらを何度も見てきた。

変化は歩くことだけでなく、ギターの方にもあった。

神の動画には段階ごとのLessonがあるのだが、それを開始した。単純な練習より、音楽と合わせて動画の人が話しかけてくれて弾いたりする方が面白いね。この感じは昔流行ったビリーズブートキャンプが元祖だなと思う。ほら!もっと頑張れ!お前はそんなもんじゃないだろ!燃やせ脂肪!爆発させろ!ビートを!

少しだが理論がわかると、コピーもいいなと思うようになって天国への階段をやってみようとなった。家が葬式みたいになったり、軍隊みたいになったりした。

とにかく沢山ギターを弾くようになっていた。

早朝から犬の散歩に行き、1日の決めた総量の半分の飯を食いギターを弾いた。夜から30分くらいの、ウォーキングとは呼べないくらいの速度で歩くウォーキングという名の徘徊をし、総量の半分の飯を食い、またギターを弾いた。そして寝る。

ただ、エレキなのにアンプはまだない。

6月21日、久しぶりに病院以外の外出をした。

歴史を最近学び直していたり、信長の野望の影響で黒牢城を見た。歴史とは本当のところは定かではないものも多いので、人の解釈によっては色んな表現になるのだなと思った。ちょっと格好つけると、音楽も色んな表現があっていいのだなと思う。まだギター歴1ヶ月半くらいの者が400年以上前の歴史を見て何を言ってるのか分からん。

とにかく今の熱量ならアンプを買ってもいいのではと思い、アンプを買うことにした。まあずっとネットで見たりして欲しいなー欲しいなーとなっていたのでSpark Goを買った。現代のアンプの進化には驚いたし、ますますやる気になったのは言うまでもない。

Lesson動画の中での Cadd9 → C → CM7 → C のコード進行がやけに綺麗な音で、ずっと繰り返しテンポを変えながら弾いたりした。とくにCadd9の響きが、早くても遅くてもキラキラ光って、見えてないけど見えた、聴こえた。

それからそのコード進行に合う音を探して知ってるコードを試したりした。それは光を見つける作業のようで、鍵を見つける行為のようにも思えた。ワクワクしている。

しかしLesson はまだ6に届かないくらいのLEVELである。

6月25日、こんなコード進行が僕の中で出来上がった。

Cadd9 → C → CM7 → C ×2
G6 → E7 → F7 → G7

現在の僕はコード進行がどういうものか知らないけれど、好きな音を並べてみた。昔であればこれがどういうものか調べたり聞くハードルがかなりあったが、いまは令和。文明の利器がある。AIに聞いてみた。めっちゃ褒められて嬉しかった。単純だなと思ったが、こうなったらサビというものが作りたいと思った。

曲の形がどういうものか知りたかったし、形が欲しかったのでAIに聞いてみた。そしたらカノン進行なるものを教えてくれた。それをポロポロ弾いてみた、確かにいいなと思った。少し自分の意見を入れて、

C → G → Am → Em → F → C → F7 → G7

が完成した。

完成を別のAIに感想を聞いたら、知らんで作ったにしては進行は間違ってはないなーと少し褒めてもらったが、昭和歌謡、フォークみたいと言われて少し恥ずかしかったw

そこで思いついたのは、そんな言うならこれを編曲していい感じにできる能力が君にあるのか!?ということだ。現代社会においても出来もしないことを口だけで言ってくるやつがいる。ナイター中継を見てなんであれを打たないとか、相撲を見てはなーんしよるかねという、口だけ出すうちの婆ちゃんが代表格だな。

なのでその口だけ野郎かもしれないAIにこう言ってやった。僕のを元にヨルシカ風にしてくれと。

すぐ出来た。

色々ぼくのやつのダメ出しまではいかないけど、前半がコードのルートがCなのでメロディーが動かないから退屈だとか説明もしてくれた。ヨルシカは

・ギターの刻み
・ベースライン
・テンションノート
・リズムの流れ

を変えるのが重要らしい。で出来たのがこちら。

Cadd9 → G/B → Am7 → Em7
Fmaj7 → C/E → Dm7 → Gsus4 G

G → E7
Am7 → G/B
Fmaj7 → G

C → G/B → Am7 → Em7
Fmaj7 → C/E → Dm7 → G

ベースを滑らかに動かす、これは理論の動画を見ていたので意味はわかった。なるほど、凄いやつだ。

しかし問題がある。このコード進行は本当にヨルシカ風なのか確かめること。

ここでぶち当たるのが、僕のギターの腕前である。通して綺麗に音を奏でることができないのである。もしも僕がピアノを弾けたなら状態である。

6月26日、寝ても覚めても気になって考えていた。頭の片隅に、そういえばAppleがなんかアプリの詰め合わせのサブスク始めたよなーと思い出す。それに音楽編集するやつあったようなと思いAIに尋ねた。

そしてLogic Proに出会いました。

YouTubeの解説動画を見てとりあえずピアノで弾いてもらったりした。結果、これがヨルシカ風なのかは分からない。まず使い方もよく分からないし。だがここがスタートのような気がした。キラキラとした音と瞬間がそこにはあったのだ。

御朱印を通して寄り道をするコンセプトのブログだったのですが、日々の暮らしの中で人生の寄り道をしていくのもいいのではないかと思ったのです。

どのような着地をすることになるかまだハッキリと考えられていませんが、人生の寄り道を——今回であればギターとDTMを——ギター1ヶ月半くらいのおじさんが悪戦苦闘しながらやっていく様を発信できればと思います。

最後になりますが、ここまで読んでくれてありがとうございます。また次の記事で会いましょう。

また1年空いたりしてね・・・